ニュースリリース

日本栄養・食糧学会においてあした葉カルコン類に関する共同研究結果を発表 info

2008.01.07

去る2007年11月17,18日に広島大学大学院生物圏科学研究科(広島県東広島市)を会場として開催された、平成19年 日本栄養・食糧学会中四国・近畿支部合同大会において、弊社と共同研究者である帝塚山学院大学 食物栄養学科の小川教授らのグループは次の二題の発表を実施しました。
  「カルコンパウダー長期間摂取が雄性ラットの脂質代謝に及ぼす影響」
  「カルコンパウダー長期間摂取が雌性ラットの脂質代謝に及ぼす影響」
6週齢のSDラット(雌雄)に対し、コントロール食、0.1 g/kg・weight/day カルコンパウダー含有食、0.3 g/kg・weight/day カルコンパウダー含有食、1.0 g/kg・weight/day カルコンパウダー含有食をそれぞれ13週間摂取させました。その結果、全ての群において飼料摂取量、成長曲線に差は見られませんでしたが、雄カルコン投与群では血清中の中性脂質、遊離脂肪酸、血糖値が有意な低値を示し、肝臓中の中性脂質及びコレステロール含量が用量依存的に有意に減少することが判りました。一方、雌カルコン投与群では血清中の中性脂質、遊離脂肪酸、血糖値が低値を示しました。特に、中用量群において血清コレステロールとリン脂質が有意な低値を示し、肝臓中のコレステロールも低値を示すことが判りました。
これらの事より、カルコンパウダーの摂取により、雄で顕著に脂質代謝機能が亢進されることが判りました。

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